25 年卒
女性
学生時代にもっとも力を入れたことを教えてください。
150名所属のダンスサークルにて幹部として、部員を15大学対抗コンテスト1位に導いた。連覇を目指すも、気後れした部員が向上心を失い10%が無断欠席していた。そのため、通常3時間の活動のうち半分が復習に充てられ進捗が遅れ、踊りもまとまらなかった。優勝の追求には、部員の団結と練習の効率化が必須と考え、私は以下を実行した。(1)練習外の時間を活かすべく、同期20名に働きかけ、欠席者向けの復習動画の作成、補習の開催に取組んだ。(2)部員が主体性と帰属意識、向上心を持てるよう、同時期に行われたイベントにて、統括として、全員に広報・照明等の役割を割り振った。また、自身も各係の会議に参加し信頼関係を構築し、各部員へ退会練習への参加を促した。以上を3ヵ月行った結果、部員の熱量が高まり、12月の無断欠席ゼロ、復習も30分間に収まり、チーム力と技術力向上に集中でき、「団結力」の審査基準も満たし連覇を果たした。
現状をよりよくするために自ら考え、行動した経験を教えてください。
300名が受講する予備校講座において、講師補助として、生徒のために運営方法を変えた。大学1年次予備校に勤め、小論文講座において添削指導を担う中で、常態化した5%の無断欠席者を減らし合格に導けないか、低学年の基礎力定着平均期間5か月を短縮し、より高く能力を伸ばせないか、と考え始めた。これらの現状を放置すれば、生徒の志望校不合格や退塾といった不利益にも繋がり得ると感じ、最年少ながら同僚7名に話を持ちかけた。そして講師に対し、(1)授業の付加価値向上のため、授業の前後に有益な勉強法の紹介や面談を行うこと、(2)低学年は、従来の志望学部別ではなく習熟度別で班を分けることを提案し、実現させた。結果、無断欠席は2%まで減少、基礎力定着期間は平均3か月にまで短縮できた。このような【現状を疑い真の目的を把握し、率先して創意工夫する力】は、中高ダンス部、大学ダンスサークルでのチーム作りや創作活動にも活きた。
将来なりたい社会人像と、それを三井住友海上でどのように実現したいか教えてください。
第一に、【誰かの背中を押せる人】だ。13年間ダンスを続ける理由が「誰かを勇気づけたい」であるように、私の原動力は他者貢献にある。第二に、【困難に立ち向かい、想いを形にする人】だ。新歓活動の中で危機に瀕した際、仲間の公演に懸ける想いを実現すべく、諦めず対応策を考え遂行したことに達成感を覚えた。これを、貴社の企業営業で活かしたい。貴社は徹底的なお客様本位に基づき、保険の枠組みを超え真の解決の提供を重視しており惹かれる。企業の課題解決のために挑戦を重ね、企業の情熱を形にする後押しをしたい。ダンス作品創作で培った正解のないものを考え抜くタフさとニーズ想像力を一層磨き、お客様から求められる人になりたい。