学生時代に最も打ち込んだこと(500 文字以内)
集団予備校のアルバイトリーダーとして、生徒の通塾満足度を3割から7割に向上させた事が私のアルバイトとしての成果だ。高校3年生を対象とした5段階評価の通塾アンケートにて、満足度の割合が3割に満たない項目があった。そこで「低評価項目のサポート体制が不十分であること」を課題と捉え、6割まで改善させることを目標に、自身が考案した2つの施策を実行した。
1.「校舎設備」の改良
アンケートを通じて、学習場所の増加を希望する生徒や、適度な雑音がある中で学習する環境を好む生徒が多数いることが分かった。そこで、従来の静かな自習室に加えて「廊下・ラウンジ自習室」という新たな学習スペースを考案した。取組みの背景や意義については、チームで塾長にプレゼンし、設置の許可を得た。
2.「チュートリアル」の見直し
「チュートリアル」とは、スタッフが生徒に事務連絡を共有する授業前の時間のことだ。ここで、スタッフが持ち寄った受験の体験談や大学生活のエピソードなど、生徒の興味をひく話を伝える「雑談コーナー」を設け、有意義なチュートリアルを目指した。結果、2回目のアンケートにて、「チュートリアル」と「校舎設備」の2項目で、満足度7割を獲得した。
志望した理由、およびやりたい仕事を具体的に(400 文字以内)
共通の理念を持つ仲間と協働し、人々の豊かな暮らしを創造したい。この想いは、予備校のアルバイトで、自身がリーダーとして掲げた「受験に挑む生徒を支える」という目標のもと、スタッフ一丸となって学習環境を構築した経験に基づく。日本唯一の「福祉金融機関」として、はたらく人の金融ニーズに応え、非営利の「協同組織」として同じ目的をもつ会員と共に事業を運営する貴庫だからこそ、上記ビジョンを実現できると確信し、第一に志望する。入社後は、まずジョブローテーションを通じて、幅広い知識と経験を身につけたい。支店の「顔」である事務・融資部門では、「信頼関係構築力」を活かして、お客様に真摯に向き合い、渉外部門では、「当事者意識の課題解決力」による、一人一人の生活に寄り添った最適な提案を行いたい。そして将来的には、業務部にて営業店をサポートし、その先にいるお客様の幸せに貢献できる人材として貴庫の一翼を担いたい。