26年卒
男性
- 早稲田大学
ES情報
研究内容
私は近赤外光トポグラフィ装置NIRSという機械を用いて脳血流量を測定し、香り刺激と疼痛緩和の関係性の研究を行なっている。ヒトで疼痛緩和が起こる時に、脳血流量が上昇するという研究がある。また、ラベンダーやペパーミントの香りを嗅ぐことによって、脳血流量が上昇するといった研究がある。従って、香り刺激によって脳血流量が上昇することで、疼痛緩和が引き起こされるのではないかという仮説の検証を行なっている。この研究は、ヒトに痛みとして電気刺激を与え、その痛みを100段階で評価してもらう。その次に電気刺激を与えると同時に香り刺激を与え、その時感じた痛みも100段階で評価してもらう。この時得られた痛みの評価と測定した脳血流量の関係性を、自身でプログラミングしたRを用いて解析する事で香り刺激によって疼痛緩和が引き起こされたかを検証することができる。そして、この研究で香り刺激によって疼痛緩和が引き起こされるという結果を得ることができた。現在は甘味、苦味、酸味、塩味、うま味の基本5味の味覚刺激を与えることで起こる脳血流量の変化と疼痛緩和の関係性を、NIRSを用いて研究している。
学生時代に熱中したこと。その中で難しかったこと、工夫したこと
スポーツサークルの幹事長として、200人を超える規模の大会を主催し、活動費を赤字から黒字に転換した経験だ。当サークルでは活動費の赤字により、このままでは活動が維持できない状況であった。そこで、資金調達を目的に大会を主催し、参加費を活動費に充てる計画を立てた。大会の成功には宿泊施設やコートの手配が不可欠であったが、私達の力だけでは対応が困難だった。そのため、普段から合宿でお世話になっている企業に協力を依頼し、宿泊施設とコートの手配を委託した。一方で、私達は大会運営と参加者募集に専念した。集客では、他大学のサークルに積極的に声をかけるとともに、大会の魅力を伝えるチラシやSNSを活用した。この取り組みにより、200人を超える参加者を集め、40万円の収益を上げることができた。活動費を黒字化し、サークル活動を存続させただけでなく、大会を通じて多くの人に楽しんでもらうことができたことに大きな意義を感じた。
志望動機と入社後に実現したいこと
貴社を志望する理由は2点ある。1つ目は貴社がマルチベンダーであることだ。マルチベンダーは複数の製品、サービスを組み合わせることで、最適なソリューションを提供する。従って、貴社の商材は技術そのものではなく、それを扱う人であると考えている。貴社に入社することで、技術を学ぶことはもちろん、顧客の課題を理解し、最適な解決策を導き出す力を磨くことが出来ると考えている。2つ目は事業内容があらゆる分野に広がっていることだ。伊藤忠グループのネットワークを活かすことで、多様な企業の課題解決でき、多角的な視点を得ることが出来ると考えた。私はこれらのスキルを身につけ、教育DX化の推進にチャレンジしたいと考えている。大学時代にTAを務めた経験や、コロナ禍での大学生活を通じて、教育のDX化の重要性を強く実感した。入社後は、最新技術を活用したシステム開発を行い、より多くの人が質の高い教育を受けられる環境づくりに貢献したい。