志望動機
私が貴社を志望したのは、公文式の個人別・学力別の学習法により、一人ひとりに合わせた指導を提供できることに魅力を感じたからです。私は○○県庁と○○大学が連携して行っているプロジェクトに参加しており、外国にルーツを持つ中学生に日本語支援・教科の学習支援を行っています。この活動を通して、生徒一人ひとりの学習環境や背景に合わせた学習や学習方法をとることの必要性を痛感したとともに、学年に捉われず、その子にあった学習段階を提供することで生徒の力を伸ばすことにつながると感じました。そのため、公文式の学習法をより多くの人や子どもに届けたいと思い、貴社に応募しました。
自己PR
日本語支援の際、生徒がうまく日本語を読むことができず落ち込んでいたため、優しい文章に変えたりヒントを多く出したりして様々な働きかけを行い、生徒の日本語力を上げるためにはどうすればいいかを模索しました。しかし、生徒はあまり改善することなくその学期の授業を終わることになってしまい、生徒に何も貢献することができなかったととても悔しい思いをしました。この経験から自分が何が足りないのか考えると、相手をよく観察して寄り添うことが足りなかったと感じました。生徒の日本語力だけが問題なのではなく、自分の方にも問題があるのではないかと考え、生徒の学力だけではなく、周りの環境も変えていくことが必要だと気づきました。生徒が何につまずいているかを見極め、教材の字体をゴシック体から教科書体に変えたり縦書きの文章を横書きにしたりなど小さなことを見逃さずに対処したことで、生徒は自信を持って文章を読むことができるようになりました。貴社のホームページに「悪いのは子どもではない」という言葉があり、これは私の経験そのものだと感じたため、この考えを忘れずに、他者とコミュニケーションを取る業務の中も活かしていきたいです。
入社後に取り組みたい仕事
外国人だけでなく、コンサルティング業務に関わりたいと考えています。地域の特性や、保護者や指導者のニーズ、思いなど、丁寧に汲み取ったうえで、それぞれにあった教室発展に向けた戦略を指導者に提案し、実践をサポートしていきたいです。貴社で実現したいことは、KUMON日本語プログラムのさらなる拡大です。KUMON日本語プログラムでは主に大人の学習者を対象としていますが、それをより広げていきたいです。現在の日本には、学齢期にも関わらず就学しておらず、その結果日本語もうまく使えないという外国籍の子どもたちが一定数存在しています。就学していない理由には保護者が日本語を理解できていなかったり、母国での学習環境の違いなどがあったりしますが、私はそのような子供たちが学校以外にもKUMONという居場所を持ち日本語を勉強する機会を持てるように、持続的な教育支援を実現したいと考えています。
挫折経験
挫折経験は、日本語支援の際、生徒がうまく日本語を読むことができなかったため、優しい文章に変えたりヒントを多く出したりして対応し、生徒の日本語力を上げるためにはどうすればいいかを試行錯誤しながら支援を行なっていた。しかし、生徒はあまり改善することなくその学期の授業を終わることになってしまい、とても悔しい思いをした。