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私の強みは、「①対話を通じてチームをまとめ上げる力」と「②粘り強く物事をやり抜く力」です。

①に関して、大学時代のラグビー部にて1回戦負けのチームが強豪になっていく過程で養いました。「強豪校に比べて体格・体力で劣っていたため、主将として体作り、体力向上に焦点を当てチーム強化を目指しました。しかし、地味な練習に対して意欲が湧かない部員が次第に現れ、一致団結できないまま大会を迎え2回戦で敗れました。士気が低下した原因を探るべく部員全員と話をしたところ、チームのことを優先する余り部員一人ひとりの気持ちを汲めていなかったことが分かりました。そこで、 部員との対話を重ねることで意欲の低下に対しても相手の立場に寄り添って対応できるようになり、部員の主体性も増した結果、翌年は準優勝という好成損を収めることができました。

②について、大学院にて研究が上手くいかない時期であっても、できることに我慢強く取り組むことで困難を乗り越えた経験から培いました。研究では、データが出ない苦しい時間が多かったですが、「結果をいかに次の検討に繋げるかが大事である」という思いを胸に、4年以上めげることなく日夜休日問わず手と頭を動かし続けました。また、考えが煮詰まったときは積極的に先輩と議論を重ね、少しでも前へ進もうと仮説検証をできる限り行いました。すると、1つの実験結果だけでは解釈が難しい場合も、複数の結果を組み合わせることで初めて解釈できる事例が次々と現れ、最終的に論文投稿まで行いました。今後は、2つの力を活かして、チーム医療をともに担う方々の橋渡しを対話を通じて行い、かつチームの一員として患者さんに貢献するために、これまで培った体力・気力を全て研修医の仕事に注ぎます。

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