写真・映像記者職
25 年卒
女性
あなたが働く場としてNHKを志望した理由と、NHKでやってみたい仕事(「希望する業務」第1希望)を具体的に述べてください。(400字以下)
公共メディアとしての社会的影響力をもとに、人々の固定観念を変える「気づき」の報道で世の中に貢献したいと考え、貴協会を志望いたしました。アメリカ留学やフィリピンでのホームステイ、入管ボランティアなどの経験から、現地の実情は訪れてみないと分からないことや、自身がそれぞれの国や場所・人に対し無意識に固定観念を抱いていたことに気づきました。このことから、実態を知らない人々が新たな視点を持つきっかけとなる「気づき」を提供したいと考え、記者を志しました。国内外の支局・拠点で地域に根差した取材をされている貴協会で、記者として最前線で得た事実をより多くの人々に届けたいと考えております。
入社後は、貴協会の広くあまねく放送する役割を果たすため、弱者に寄り添った取材・報道を行いたいです。特に、全国の在留資格を持たない子どもたちの現状を報じることで、入管問題に対する社会認知度を高め、問題解決の一手を担いたいです。
いま、いちばん関心のあるニュースを一つ挙げてください。なぜ気になるのか、理由も述べてください。(300字以下)
改正入管法についてです。この問題は、外国人だけでなく我々日本人にも大いに関係があると言えるからです。少子高齢社会の日本では今後ますます労働力が不足し、外国人労働者に頼ることは避けられません。私は、帰国できない事情のある外国人に在留資格を与えることで、彼らの日本における労働・納税が可能となり、外国人・日本人の双方に利益がもたらされるのではないかと考えます。事実、ボランティア活動でお会いした仮放免の方は、「在留資格があれば働いて日本に恩返しができる」とおっしゃっていました。個々の事情に配慮した対応を日本政府に求めると同時に、社会課題に関する報道が問題解決の上で必要不可欠だと感じました。
あなたがこれまで熱心に取り組んできたこと、また、その経験を今後どのように生かしたいか、述べてください。(300字以下)
米国留学時、学生以外の現地の人々とも交流したいと考え、日本人留学生で初めて学内アルバイトを行いました。当初は英語が通じず、お客様から同僚と接客を代わるよう言われました。しかし挫けずに、お客様の顔と名前を覚えて前回の来店時の話を振る、感情表現や手振りを大きくする等を心掛けました。すると、笑顔で帰るお客様が増え、お礼を言われたり、接客を褒められたりするようになりました。結果、現地の人々との信頼関係が築けました。また、TOEICのスコアも150点上げることができました。
地域に密着取材する記者として、新しい環境に飛び込むチャレンジ精神とコミュニケーション能力を活かし、住民の方々の信頼を得られるよう精進します。
あなたの「人生最大の逆境」を教えてください。またそのとき、どう対応したか教えてください。(300字以下)
国際交流サークルの代表を務めた際、コロナで本来の活動であるフィリピン渡航が中止となり、団体存続の危機に陥りました。当初は落ち込みましたが、これをチャンスと捉え、新たな挑戦として国内でも村の人と繋がれるオンライン交流会を提案しました。
3年生で話し合い、今後のサークル存続のため下級生に重要な役割を任せ、3年生はフォローに回り準備を進めました。結果、下級生が主体となり無事交流会は成功しました。さらに、下級生が新たな国内活動を発案するようになり、コロナ禍でもサークル活動を継続させることができました。
この経験から、ピンチをチャンスに変え、組織の中心として人々をまとめ上げる力が身につきました。
自由記述欄 自己PRやNHKについて思うことなど、これだけは伝えたいということを書いてください。(300字以下)
私の強みは、物事を多角的に捉え、柔軟に対応する力です。
大学時代、多文化共生をテーマに様々な課外活動を行いました。特にアメリカ留学では、10カ国以上の友人ができ、自分にとっての「当然」が他者にとっての「当然」とは限らないことを学びました。自身の意見を主張しつつ、相手の話を聞き、相手の視点に立つ柔軟さを身につけることができました。また、発展途上国であるフィリピンでホームステイを行ったことで、日本対アメリカ、先進国対非先進国など、社会情勢を多角的に観察するようになりました。
記者として多様な人々と接する中で、相手を受容すること・様々な角度から思考することを大切に、公平な情報発信に貢献していく所存です。
特に力を入れて学んだ科目・得意分野等を入力してください。(100字以下)
映像・メディアに関する学習に力を入れました。アメリカ留学時、数多くの映像作品を鑑賞したことで、映像そのものが共通言語として機能することに魅力を感じ、メディア業界を志しました。