志望動機
貴行を志望する理由は2点ある。1つ目は、中央銀行として、日本における物価と金融システムの安定を担うことで、日本国民が安心して生活できる社会の実現に公共的な立場から貢献できると考えたからだ。個別指導塾の講師として生徒を合格に向けてサポートした経験や交換留学中に現地の学生の日本語学習を手助けした経験から、単に利益を追求するのではなく、人を支えることにやりがいを感じた。貴行では、貨幣や金融システムそのものを扱うため、より多くの人々を下支えできると考えている。2つ目は、業務特定職の働き方に魅力を感じたからである。この職種では、自らの適性に合った業務を1つ選択することで、長い期間をかけて自分の専門性を磨くことができる。そのため、私の強みである「継続力」や「やり切る力」が活かされると考えた。入社後は、特定分野のスペシャリストとして、日本経済の安定と発展を目指すべく、中長期的に組織に貢献していきたい。
ガクチカ
オーストラリアの大学に留学中、現地の学生を対象に、楽しみながら日本の理解を深めてもらうことを目的としたイベントの企画に力を入れた。それを何度か開催してきたが、参加者の好評を博す内容になっていなかったため、まずは来場者のニーズを把握する必要があった。そこで、対面とオンラインの調査をイベント開催の約1ヶ月前から実施した。前者については、現地大学の日本語の授業に参加し、日本のどのような点に興味があるのかヒアリングを行った。後者については、SNS運用を担当しているメンバーを巻き込み、SNS上で学生のニーズを調査することを依頼した。2つの調査の結果、多くの学生が日本の観光地や食文化に興味を持っていると分かった。そして、楽しさと学びを両立するため、クイズ形式のイベントを実施することを決めた。イベント開催後、参加した学生から、「楽しかった」、「日本旅行の参考になった」という声をもらった。こうした経験から、感覚のみに頼るのではなく、客観的な意見をもとに物事を進めることの大切さを再認識した。また、上で述べたイベントの企画に打ち込めた理由として、大学入学時から継続して行っているオンライン英会話が挙げられる。世界各国の講師との会話を通じて、英語で世界中の文化を知ることや日本について話すことの面白さを実感した。留学先でも日本の魅力を発信することに関わりたいと考えていたため、それに打ち込むことができた。