あなたがこれまでに最も達成感を得た経験について、なぜ達成できたかの要因を含めて教えてください。(500字以内)
私が最も達成感を得た経験は、高校の部活において、腰痛により戦線離脱した期間でチームに貢献できた経験だ。 離脱当初は大会に間に合わせようとリハビリをしていたが、大会には間に合わないことを医者に告げられた。 そこで私は気持ちを切り替え、プレー以外でチームに貢献できることはないか、選手として出場していた自分にしかできないことは何か、と考え、監督に代わってサイン出しの役割を担った。 夏季大会では対戦経験のある学校と当たる可能性があり、各校の偵察の目も鋭くなってくる。そのため、チームとして練習してきたサインプレーが見透かされ、失敗に終わらないよう、これまでとは異なるアプローチでサインを出す必要があった。 実際には、大会前の練習試合から試行錯誤し、「仕草に違和感がないか」「打者・走者から見やすい立ち位置かどうか」「タイミングは適切か」など出場選手の意見を聞きながら検証していった。 そして、迎えた本番では、計4回サインプレーを成功させ、チームの勝利に貢献できた。 私の強みである「置かれた状況の中で、チームに貢献できる術を探し、実行する姿勢」をITソリューションの実現にあたる際も意識していきたい。
あなたが失敗から学んだことと、それを活かした経験について教えてください。(500字以内)
私の失敗経験は、中小企業向けにwebマーケ支援を手がける企業において、学生チームのマネージャーとしてタスク管理に失敗した経験だ。 メンバーが持つタスクの期限管理に課題があり、リマインドの頻度を増やしたり、各人の繁閑を考慮したタスク配分をしたものの、月の前半時点で期限切れ件数が1か月のボーダーに達してしまった。 この失敗から学んだことは、「相手の立場に寄り添うことの大切さ」「課題の根本を見つめることの大切さ」だ。 私はこれらの反省を生かし、結果が伴わない原因を改めて分析した。 そして、根本要因は特定の学生に役職が集中していることだと考えた。 そこで、思い切ってタスク管理役の固定化を廃止し、日替わりで役職を持たないメンバーにリマインドを一任して、業務に対する責任感・チームへの帰属意識の醸成を試みた。 さらに、役割を持つことに前向きでないメンバーに対しては、面談を通して入社目的・会社でやりたいことを再確認してもらうことでモチベーションにアプローチした。 これらの取り組みの結果、各人のタスク管理意識が向上し、月の後半、そしてその後2ヶ月の間期限切れ0を実現できた。 そして、念願だったMVPチームに選出された。
日本総研のITソリューション部門を志望する理由を教えてください。(400字以内)
貴社のITソリューション部門を志望する理由は2つある。 1つ目の理由は、社会的責任・影響力が大きいSMBCグループのシステム開発を担い、グループをIT面で支えているからだ。 私は会社選びの軸の1つとして、「ITサービスを通して、顧客・その先にいるステークホルダーに貢献できること」を掲げている。中でも貴社は、「100%」を求められる難易度の高い金融システムを扱っており、そこに携わることで、私のビジョンをより確度高く、より良い方向で実現できると考えた。 2つ目の理由は、貴社が内製化に力を入れており、上流から開発工程まで幅広く仕事が出来るからだ。私は長期インターンでのチームマネジメントにあたって、「相手の立場に徹底的に寄り添う」ことの大切さを実感した。開発工程をじっくり経験できる貴社であれば、技術に強いPMとして、現場に近い目線からより良い提案・マネジメントができると考える。