経済産業省

25年卒

男性

  • 東京科学大学

ES情報

これまでに力をいれたこと(600字以内)

美味しいコーヒーを淹れることに力を入れました。カフェのアルバイトがきっかけでコーヒーが好きになり、アルバイト以外でもコーヒーを淹れるようになりました。しかし、味の再現性が低く、一定のコーヒー豆や器具を使っても毎回同じ味を出すことができませんでした。再現性が低い原因は基準や技術への理解度の低さであると考えました。昨今ではコーヒーに関する情報に溢れているからこそ、ベストなものがわかりませんでした。この課題を解決するためにコーヒーマイスターという資格に挑戦しました。資格に挑戦するとで、ニュートラルな技術と知識を学びました。ここから、お湯の温度や注ぐ速さ、豆の挽き方等のパラメータを変化させ、自分なりにコーヒー抽出の基準を見つけました。基準を理解したことで再現性だけでなく味を自由に変えることができるようになりました。コーヒーマイスターでは座学の試験だけではなく、実践のセミナーにも参加しました。そこで講師や参加者の話を聞いたことで、最高の一杯のためにはコーヒーの知識や抽出技術だけではなく、長いサプライチェーンをもつコーヒーであるからこそ、コミュニケーションも必要不可欠であることを学びました。それからはコーヒーの大きなイベントに参加するようになり、生産者や他のバリスタと話をすることでコーヒーの流行や思いを知ることを心がけました。

性格の自己分析(長所・短所)

私の長所は親しみやすく、心を開くまでが非常に早いことです。アルバイトではスタッフだけでなく、お客様とも仲良くなることが多かったです。また、商店街に仲の良いお店がたくさんできました。これは周りに恵まれたと同時に私の長所であったのだと捉えています。経済産業省の行政官としてあらゆるチームアップに発揮したい長所です。短所は思いつきをすぐ行動に移してしまうことです。そのため、効率や安定性を蔑ろにしてしまうところがあります。研究でも真っ先に行動にしてしまうことから、仮説や考察が後回しになってしまうことがありました。PDCAサイクルをより意識することで、安心感がありつつ、チャンスは逃さない俊敏性を兼ね備えた行政官になりたいです。

志望動機why,how,what(400字以内)

経済産業省のサマースクールや説明会に参加したことで、経済産業省の熱意と誇りに満ちた職員の話をたくさん聞きました。彼らの熱意に当てられ、私も背中を追いたい、横に並び立ちたいと思うようになりました。経済産業省では一つの領域にとらわれない活躍ができることこそ魅力であると考えています。そんな中でも大学で化学の研究しており、サマースクールで天然ガスに関する政策立案体験に取り組んだ経験からエネルギー政策に関心があります。エネルギー安全保障を目指す中でも、産出国との外交や災害など、数多の問題が複雑に入り組んでいることを学びました。これらの課題を自分事として捉えつつも、国民の不安に転換されないような役割を担いたいです。課題先進国として課題をいち早く捉えられるというのは日本の逸脱した長所です。この長所を駆使して、安心できるという点で豊かな社会を経済産業省で実現したいです。

経済産業省の政策分野(産業・イノベーション政策、通商・貿易政策、資源エネルギー政策)に関する新聞・雑誌等の記事(直近1年程度のもの)を自由に選び、①記事の見出し、②記事のポイント、③記事を踏まえたあなたの考え・対応策について記載してください。(全体で800字程度までで記載ください。)

① 記事の見出し                               
・「第7次エネルギー基本計画、議論スタート 脱炭素とエネルギー安保の両立課題」
(産業経済新聞2024年5月15日産経ニュース)


②記事のポイント
・脱炭素とエネルギー安全保障の両立が求められる「戦後最大の難所」たるエネルギー政策
・原子力発電の活用について
・液化天然ガス(LNG)調達の今後


③記事を踏まえたあなたの考え・対応策について
・脱炭素とエネルギー安全保障は相反する立ち位置にあるからこその難所であると考えている。コロナウイルスの感染拡大やロシアのウクライナ侵攻などのエネルギーに大きく影響を与えるような災害はいつ起こるか予測できない。私は技術こそ脱炭素とエネルギー安全保障の鍵であると考えている。技術の促進によって再生可能エネルギーを実現することや、技術の社会実装のためのルールの整備や投資を促す仕組みを政策というツールによって組み立てておくことが重要であると考えている。
・脱炭素とエネルギー安全保障の両立に原子力発電(原発)は欠かせないものである。原発を再び活用するためにはS+3Eにおける最も重要な要素である安全性(Safety)をクリアする必要がある。しかし、安全を確保しても発電所近隣の住民をはじめとした国民の理解も必要となり、原子力を再び活用するには課題がたくさん残っている。原発を最大限活用するためには安全を確実なものとしつつ、それを国民に理解し合意してもらうことが重要になる。そのためにまず取り組むべきことこそ福島復興であり、福島復興にはそのもの以上の意味があることをこの記事から感じた。
・ロシアのウクライナ侵攻を受けてLNGの争奪戦は激化している。今、日本がLNGを確保できているのは長期契約をはじめとした政策の賜物である。しかし、これからも市場は変化し続けることや、脱炭素を拡充するためにも再生可能エネルギーを補完するLNGの安定供給は課題となり続ける。私はこれからアメリカが発掘技術向上によるLNGの輸出拡大に備えることが対応策の一つであると考えている。これらの設備拡充のための投資は不可欠だが、利益を得るまでに時間がかかってしまうことから、投資家が集まりづらい。投資を集めるためにも、例えば投資にかかる税金を控除するなどの対応が必要であると考えた。

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25年卒

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ご自身のこれまでの経験を経験・環境・きっかけを踏まえてなぜ国家公務員・経産省と言うキャリアなのか、例えばどのような政策領域に関心があるのか、仕事を通じてどのような社会を実現したいのかに触れて400字以内で志望動機をかいてください。 「多義的な豊かさを持続的に国民に提供すること」を実現すべく貴省を志望します。私が考える「豊かさ」は以下二つです。金銭的不自由の少ない経済的な豊かさと、何の脅威にもさらさ...
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