25年卒
女性
- 早稲田大学
ES情報
周囲と協力して集団で課題に取り組んだ経験について、自らの意志でに担った役割とその取り組み内容や集団に与えた影響を具体的に教えてください。(500字)
留学先の○○部にて、州大会での優勝を目指して取り組んだ経験だ。留学先で、中高6年間続けた吹奏楽を通じて輪を広げようと決意し、○○部に所属したが、全体の技術と意欲の低さにショックを受けた。また、このような状況下で部員と親密な関係性を築くことは難しく感じた。部内での交流を生みたかった私は、部員同士が良好な関係を構築するためには、全員が目標に向かって同じ方向を向く必要があると考えた。そのため、「州大会での優勝」という具体的な目標を立てることを部内に提案した。この目標を達成するために現状を分析した結果、部員の意欲の低さの原因を部員間の心理的な繋がりの欠如に見出した。学生指揮に任命された私は、主に2つの施策の導入を顧問に依頼した。一つ目にパート別練習を導入し、同じ楽器のメンバー同士の団結力の向上を図った。二つ目に毎練習後のアンケートを実施し、互いに対する感想やアドバイスを共有することで、改善点を可視化した。上記の取り組みを通じてチームに一体感が生まれ、州大会で上位入賞を果たした。気づけば私自身の英語でのコミュニケーションスキルも上達しており、様々な意味での成長を実感できた。
自分なりにチャレンジングな目標を立てて何かに取り組んだ経験、その目標を立てた背景を教えてください。(500字)
留学先で現地の学生と受けるすべての授業で最高評価Aを獲得するという目標を達成した経験だ。留学を終えた際、自分が英語力を上げるために10ヶ月間着実に努力し、かつ結果的に英語力が向上したことを実感したいという思いでこの目標を立てた。この目標を達成するために最大のボトルネックとなっていたのが、言語の壁という点での他学生との差であることに気づいた。私は少しでも周りの学生との情報量の差をなくすために、情報共有をしてくれる友達が必要であると考え、授業内で他学生に積極的に話しかけ続けた。当初はなかなか苦戦したが、日本の若者文化に関する授業を受講し、日本に興味を持つ学生が集まる場で、他学生との交流を図ったりもした。その結果、その授業を受講している学生と良好な関係を築くことができ、情報共有をしてもらえるようになった。またその授業を通して現地の学生とのコミュニケーションの機会が増えたことで次第に語学力も上達し、それが授業内のプレゼンテーションの高評価や、ほかの授業で現地の学生と仲良くなるための円滑なコミュニケーションにつながった。上記の取り組みを通じ、最終的にはすべての授業でAをいただくことができた。
あなたが就職活動及び、今後働く上で大切にしている軸について教えてください。(500字)
私が大切にしている価値観は、二つある。一つ目に、「信頼される人でありたい」というものだ。高校時代に吹奏楽部の部長を務めた際、部員はよく私に悩みや困難を打ち明け、信頼して相談してくれた。その信頼関係は私が誠実で責任感を持ち部員の声に耳を傾け、困難を共に乗り越えようとする姿勢から生まれたと考える。この経験から信頼はリーダーシップや協調性を発揮する基盤であり、個人とチームの成功に欠かせない要素だと確信した。社会人としても信頼されることはキャリアの礎であり、他の人々が私を信頼し仕事に取り組むことで、組織の成功に貢献できる。社会人になっても自身の強みであるコミュニケーション能力で多様な人々と信頼関係を築き、個人と組織の成功を追求したい。二つ目に、「自己成長を感じながら働きたい」というものだ。留学を経て、異なるバックグラウンドを持つ人々と関わり、自分の知らない価値観に触れた私は、「自らの知らない領域に果敢に踏み込み、幅広い知見や多角的な視点を手に入れ、更なる自己成長を遂げたい」という思いがある。上の二つの価値観から、多様な人々とチームで協働し、互いに信頼関係を構築しながら働きたいと考えている。