一次面接
基本情報
場所 | web |
時間 | 1時間 |
社員数 | 1人 |
学生数 | 1人 |
結果通知時期 | |
結果通知方法 | メール |
質問内容・回答
①自己紹介
○○大学〇〇学部〇〇学科〇〇系卒業の○○です。現在は同大学の大学院2年生であり、大気環境学を専攻しています。研究内容はAIを用いて大気汚染物質を予測するシステムを作成するという内容で、もともとモデル計算が主流だった分野に工学的アプローチからAIを取り入れることで自治体の早期対策や、県境被害の軽減を目的に研究を進めていました。AIやビックデータ解析の経験を活かせると考え御社にエントリーいたしました。
【深堀質問】
AIは何を使って利用していたのですか?また、プログラミングやAIを学校で教わりましたか?
【深堀質問への回答】
pythonのpytorchというモジュールを使って作成しています。学校ではpythonを少しだけ触ったことがあるのと、Linuxを大学院で利用していました。AIに関しては全く知識がなく、大学の4年生で研究室が始まってから自分でブログやサイトを見て勉強しました。〇〇工業大学の大学院生の友達に研究で使っているプログラミングやデータセットの作成過程を聞き、ゲームをしながら研究内容をしゃべったりして勉強していました。
②高校時代の活動内容
中高一貫校で6年間ジャグリング部に所属しており、文化祭や学校のイベントに参加して活動していました。自分自身で何かにこだわって練習したり、目標を決めてそれに向かうプロセスを考えるのが好きだったのでジャグリングはいい趣味でした。現在でも練習したり友達と活動したりして取り組んでいます。
【深堀質問】
ジャグリング部ではどんな役割で活動していたか?
【深堀質問への回答】
友達の一人は当時部長をやっていて、先生や出張先、学生の委員会などと連絡を取ったりするのが得意でえらい人たちに何とか自分たちの希望を聞いてもらう事が上手でしたが、僕はどちらかというと現場でジャグリングの団体演技の構想を考えて練習日程を考えたり、メンバーと話し合ってやりたいことを実現するといった活動をするのがメインでした。部長が部活の顔で、僕が現場の指揮をするといった形でした。
③大学研究内容
大学の研究は先ほど話した通り、大気汚染物質をアメダス局のデータを利用して予測するシステムを作るという研究です。もともと、アメダスなどで観測されているデータは後に研究者が解析のために利用されているだけで、リアルタイムで大気汚染物質を追跡したりすることには使われていません。そのため、この膨大に蓄積されたデータをAIに学習させ、未来予測に利用することで、蓄積されていくだけだったデータをリアルタイムに使えるように出来るのではないかと考えています。
【深堀質問】
どのようなデータが未来予測に利用可能なデータなのか?また、どのようにしてデータセットを作成したのか?
【深堀質問への回答】
そもそも、対象物質は光化学オキシダントであり、二次生成物質であるため発生は化学てき作用と輸送などの物理的作用が複雑で予測が難しいです。そのため、生成に利用されるとされる有機物質のNMHCと窒素酸化物であるNOx、あと化学変化に紫外線が必要なため代理指標として気温を入れることで、日射量が多ければ気温が上がるという指標に利用しました。あとは観測した時刻を利用しています。データセットの作成はSpotfireというBIツールを利用しており、数万行のデータを下処理して整形し、目的のプログラムに入れられるようにCSV化して使っています。
④業務にかかわる上で自分がこなせる役割
僕は研究でビックデータ解析をやっていたため御社がいま業務でやっているであろうことをすでに触っています。そのためほかの工学系やAIを研究して志望している人よりもシームレスに業務に参加できると考えています。
【深堀質問】
サークルなどで得た経験は業務に生きるだろうか?
【深堀質問への回答】
僕は大学でアカペラサークルをやっていて、そのサークルに入るまでは全く同じ楽譜も読めなかったしアカペラも知らなかったです。そんな中、楽譜を勉強して楽曲をアレンジしたりステージに立って過ごした中高生活を活かしてステージングを考えたり、絵を描いていた経験を活かしてパンフレットを作成したり、新しいことを学ぶことと今まで学んだことを他の業務に転用することが得意なのでどんなところでもやっていけると思っています。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | 希望の部署の社員(ビックデータ関連) 男性で40歳前後。オフィスカジュアル |
学生の服装 | スーツ |
面接の雰囲気 | ほとんど雑談しているような雰囲気で、一応担当者が聞かなきゃいけないリストがあるのでそれについて改めて聞かれるという形で面接が進んでいた。研究内容や企業側の業務など、共通点をお互いが探しているように感じた。 |
評価されたと感じたポイント | ビックデータ関連の業務に携わりたいを希望する上で、研究で直接的にAIやデータ解析、下処理などを経験していたことが評価されていたと感じる。AIははやりだが、AIモデルを自作する人は限られるし、ビックデータの作業の8割は地味な下処理なのでそこのギャップが少なく仕事ができるのは有利な点であった。 |
対策やアドバイス | 自分の楽しい事やこだわったことをいかに相手に面白く伝えるかが大事だと感じる。自分の趣味や研究に興味を持ってもらえるように話すと自然と会話が進みやすい気がする。 |