26年卒
男性
- 静岡大学
ES情報
あなたが学生時代に興味をもって挑戦したことについて、詳しく教えてください。
(1)大学の自治寮における寮長として、寮生が安心して暮らせる環境づくりに挑戦しました。意見が分かれる場面では中立な立場で調整役を担い、全員が納得できる運営を目指しました。目標は「寮生全員が過ごしやすい寮」に設定し、日常の困りごとに即対応することや、業者・大学との連携を円滑にすることを意識しました。自ら主体的に動くことで信頼を得ることができ、より良い住環境の実現につながりました。
(2) 私は学生寮の寮長として、設備不具合への対応や寮生の声を反映した運営に主体的に取り組みました。特にコロナ禍で大学の授業がリモート化する中、回線の不調が学習に支障をきたすとの声が上がりました。各部屋にルーターを設置する案もありましたが、コストや管理の面から、業者と協議を重ねた上で、各階にハブを設置する方法を採用し、低コストかつ安定した通信環境を実現しました。また、新入生歓迎イベントが制限される中でも、ヒアリングを通じて目的を明確にし、大学の感染対策を遵守しつつ、人数を絞った学内案内やリモートでの交流会を企画しました。寮生活では運営への熱量に大きな差があり、問題への解決に対しても異なる考え方が多く見られました。そんな中話し合いを通じて、共通点や妥協点を見つけ問題解決へと導くことで、相手の考えを深く理解する傾聴力や、コミュニケーション力を養いました。
(3) これらの取り組みにより、寮内の通信環境が大きく改善され、オンライン授業への支障が解消されました。また、制約の多い中で実施した新入生歓迎イベントについても、「不安が和らいだ」「上級生と話せて安心した」と好評でした。大学職員からも「寮の状況が把握しやすくなった」と感謝され、運営の橋渡し役としての信頼も得ることができました。自分の行動が人の安心やつながりを生み出すことを実感した経験でした。
東京電力が果たすべき使命や、達成すべき課題などについて、あなたの考えを教えてください。 (250字以内)
東京電力は、安定した電力供給と脱炭素社会の実現という二つの使命を同時に果たす必要があると考えます。特に再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、需給の変動に対応するための蓄電池やスマートグリッドの整備が不可欠です。また、老朽化したインフラの更新や、AI・IoTを活用した設備の高度化により、安全性と効率性の両立が求められます。そして原子力発電の廃炉作業や、再稼働に向けて地域との対話や透明性のある情報を発信すること、信頼されるエネルギーの担い手であり続けることが重要です。
東京電力を志望した理由を教えてください。また、希望する事業会社でやってみたい仕事、あなたの強みを活かして実現したいことなどについて具体的に教えてください。(400字以内)
私は、人々の暮らしと未来の安心を支える仕事がしたいという思いから、東京電力を志望しました。中でも、原子力の安全な運用と廃炉の着実な推進は、地域社会の信頼を取り戻し、日本全体のエネルギー政策の根幹を支える重要な使命だと考えています。また、配電を行うシステムに携わり、全ての人が安全に電力を使用でき、電力インフラを取り巻くサイバー攻撃のリスクにも向き合い、セキュリティの面からも安全性を確保することで、人々の快適な暮らしを守りたいです。
学生寮の寮長として寮生同士や大学との意見の対立を解消し、信頼を築いてきた経験を活かして、失敗が許されない原子力発電の場において、一人の力ではなく周囲と綿密なコミュニケーションをとって協力することでミスを防いだり、配電システムに起こるトラブルを安全かつ迅速に対応したりすることで、貴社だけでなく、社会全体に貢献したいです。