26年卒
女性
- 早稲田大学
ES情報
学生時代に頑張ったこと1つ目
私は、2024年3月からオンライン塾でインターンを行い、既存講師向けの研修を担当しています。私がインターン生として入った際、「講師になるための研修」はあったものの、既存の講師に向けて研修をする仕組みはまったくない状態でした。そこで、この業務の目標を、講師変更率を1%に抑え、平均講師満足度を10段階中9とおき、試行錯誤しながら様々な施策をうちました。既存研修においては、オンライン塾という特性上、ルール変更など重要な共有事項を全員に漏れなく伝えることが困難であり、また講師に対する監視の目が行き届かないという問題がありました。
そこで、毎月1回全体研修を開催し、参加できなかった講師には録画の視聴と理解度確認テストを課しました。また、そもそも新人講師向けの研修フローに問題があると判明したため、 運営との連絡手段を十分に説明するフローを追加することでコミュニケーションを円滑にしました。
さらに、監視不足という問題に対しては、 チェックリストに基づいて定期的にZoomの録画を視聴し、フィードバックを送る仕組みを導入しました。また、フィードバック後の改善状況を確認するフローも追加しました。
この一連の取り組みにより、講師変更率を抑えることができました。以上の経験を通して得た問題解決能力を活かし、今後もチーム全体の業務改善に貢献していきたいと考えています。
学生時代に頑張ったこと2つ目
私は、○○という△△サークルで副幹事長兼広報班長を務めました。コロナ禍で満足のいく修学旅行に行けなかった学生たちに、最高の修学旅行を提供することを目指しました。しかし、運営内の連携不足や運営と参加者の間に壁があり、これが大きな課題となりました。
私はまず、運営メンバーが仲良くならなければ、参加者を楽しませることはできないと考えました。そのため、すべてのミーティングを対面で実施し、他大学メンバーのために月1~2回、集まりやすい場所で飲み会を開催しました。また、自分の班以外の活動も把握するために定例ミーティングを行い、各班毎の進捗を確認する機会を設けました。
また、運営と参加者の間の壁を取り除くために、運営を「班長」、参加者を「班員」と名称を変更しました。これにより、幹部とメンバーの関係をより身近に感じてもらえるようにしました。
以上の取組みの結果、週次の班長ミーティングの参加率が当初の5割程度から7割以上に向上し、班長間での連携が取りやすくなりました。運営の一体感が高まり、全体としての連携が強化されました。
自己PR
私の強みは、「馬力」です。問題解決に向けて必要なことであれば、スピーディーに推し進めていくことができます。例えば、塾会社でのインターンシップでは、講師にルールが浸透しないという問題を前に、そもそもルールが複雑で分かりづらいことに気付き、従来ルールの背景をヒアリングした上で協議し、提案後わずか2日でルールを改定しました。
また、公私含め「社会的正義」を大切にしています。どんなに魅力的なものであっても、それが誰かを害するものであれば避けるべきだと考えています。ファッションが好きな私は、かつて安価でかわいい商品を提供するサイトを利用していましたが、その企業が労働搾取を行っていることを知り、利用を辞めました。現在では、エシカルな選択を心掛け、洋服もできるだけ古着を購入するようにしています。
これからの人生で大切にしたいこと、どういう自分でありたいと考えているか
私は、困難な状況にある人に本質的なプラスを与える人間でありたいと思っております。仕事では、社会に存在する様々な問題を業務を通じてプラスの方向に変え、プライベートでは、周囲の人々を触発するような人格者でありたいです。
この想いの背景には、自分自身の家庭環境があります。幼少期から家族仲が良くなかったため、苦しい時期もありましたが、その時に自分を前向きに導いてくれた大人たちがたくさんいました。今の幸せな日々は、その大人たちのおかげだと感謝しています。
最近は、気候変動や戦争、景気など、将来に不安を感じさせるニュースが多いですが、そのような中でも、投げ出さずに前向きに取り組み、誰かの人生に希望と幸せをもたらす努力を惜しまない人間でありたいです。