当社の事業内容を踏まえて、志望する領域で実現したいことを具体的に教えてください
顧客業務を変革する大規模プロジェクトのPMとして「テーラーメイドの課題解決」を実現したい。そのために、私の強みである「課題発見力」が活かされると考えている。私は少年サッカークラブの低迷を問題視し、日々の活動の様子からその原因が「コーチの高齢
化」と「部員数の減少」だと考えた。そこで、これらを解決するため学生コーチに就任した。私は手本をプレーして見せるなど若さを活かした指導を行い、若手OBに現役部員との交流会への参加を呼び掛けた。また、広報活動に注力した結果、部員数は3か月で20%増
加した。この経験に表れた「課題発見力」を活かして顧客の潜在的な課題を発見し、超上流からのシステムインテグレーション(SI)としてアプローチしていきたい。同時に、最適なソリューションを提供するためには、ITを活用するスキルと顧客業務への深い洞察が必要だと考えている。そのため、まずは開発の立場でITの専門的な知見を培い、最先端の技術を追求していきたい。また、顧客やコンサルタントと連携して、顧客に関する業界知識や経営課題を的確に把握したい。そして、これらの知識を兼ね備えたプロジェクトマネージャー(PM)として効率的にプロジェクトを遂行し、業務をより良く変革することを志している。
最も力を入れて取り組んだこと(400文字以内)
個別指導塾の講師として生徒の中学受験を支えた。私は、明確な第一志望校を掲げる小学6年生Aを担当した。私は常に目的意識をもって行動することを大切にしている。そのため、小学生ながら主体的な目標設定をするAに感銘を受け、共に目標を達成したいと思い担
当を志願した。しかし、授業の進度が遅くAの成績も向上しないという困難に直面した。原因は、Aが発達障害のため長時間の集中が苦手であることだった。私は改善策の1つとして、通常1科目80分の授業を半分で区切り、前後半で別科目を扱うようにした。途中で科
目を変えることでAの気持ちをリセットし、終盤まで集中を切らさず授業を受けてもらうことを狙ったためだ。また、入試に向けて長時間の集中に慣れる必要もあると考え、徐々に授業時間を伸ばすようにした。取り組みの結果、授業進度と成績は改善し、Aの集中力
の高まりも感じられるようになった。そして目標を成し遂げることができた。