学生生活において最も力を入れて取り組んだ学問・研究テーマは何ですか。
学問、研究テーマ 100
大学での物理実験に最も注力致しました。超伝導や回路、超音波、レーザー、PCシミュレーションなど様々な物理実験をそれぞれ約1か月かけてグループで行いました。
内容 500
大学では基礎的な○○学を学習しており、講義で学んだ知識を定着させて実験を実施し、理論に基づいた事象、現象に対する仮説立てや理論と現実の繋がりの理解によって学問を更に深く定着させることが出来ます。また、実験を通して、用いた測定装置の取り扱いや原理、測定方法による理論値と誤差との評価についても修得出来ます。どの実験も基本的にチャンスは一度きりであるため、メンバーを含め、真摯に取り組む必要がありました。時に、予測していた結果や観測データを得られず、失敗に終わることもありましたが、学びの機会であると捉え、失敗の原因の考察、今後の手順や実験計画の改善、メンバーとの連携の向上に努めました。様々な実験の中でも、私は「高温超電導」の実験に注力致しました。超伝導の基本現象である「ゼロ抵抗」、「完全反磁性」の観測を目的としており、試料の作成、成型から試料への電極付けまで精密な実施を要するため、成功率が低いですが、実施時には私たちの班のみが両方の観測に成功致しました。実験は、学問の実践に加え、新たな問題解決に繋がる場であるため、このような経験を今後に活かしていきます。
その学問・研究テーマにどのように取り組み、何を得ましたか。 300
実施に先立ち、機器や内容、目的の事前理解、メンバーの得意不得意に応じた役割分担と進行管理を行いました。また、情報の事前共有、実施中の声掛けによる進捗確認によって個々人の能力を最大限生かすことに限らず、互いを補い合い、不測の事態にも迅速に対応することが出来ます。結果として、時間内に正確かつ信頼度の高い結果を得ることが出来、実験における目標の達成に繋がり、学問に対しての理解が更に深まりました。加えて、問題解決力が向上し、メンバーに感謝されることもありましたが、実験を通じてコミュニケーションや連携の向上にも繋がりました。以上の経験で得られたことを今後の研究や業務に活かしていきます。
学生時代に最も情熱を持って取り組んだ内容について教えてください。 200
中学、高校時での部活動に最も情熱を持って取り組みました。私は、中学時代にサッカー部、高校時代にはフットサル部に所属し、副部長をしておりました。中学では困難に対して解決しようと自分なりに考え、周りと協力しながら練習に取り組みました。高校では、組織をまとめる立場として責任感を持ち、メンバーの意見を取り入れながらチーム一丸となってより良い方向に進むことを意識して取り組みました。
取り組みの過程で直面した困難なことは何ですか。また、その困難を乗り越えるために「どうしたか」を、自身の想いも踏まえて教えてください。 500
中学時代サッカー部に所属していましたが、特にフィジカル面で周りよりも劣っていました。1年目は技術も足りず、部活の中でも一番下のグループで試合に出ることも叶いませんでした。私は試合に出られないことが悔しく、スタメンに入り、一番上のグループに入って試合で活躍したいと強く思いました。周りと同じ練習だけでは目標は達成できないと感じ、自分に合った練習方法を編み出して自主的に取り組むことで困難を乗り越えました。当初、周りの部活のメンバーは自分に協力的でありませんでしたが、それでも自分を信じて練習を重ねました。しかし、自分に何が足りていないのか、何をすれば良いかも分からない状況であったため、近所の友人に頼んで練習を見てもらい、アドバイスを頂きながら練習を進めました。徐々に周囲も協力的になり、自主練習に付き合ってくれる仲間も増えました。これによってより多角的に自分を捉えられ、自ずと課題点の発見と、解決のための施策に繋がりました。また、周囲からの信頼も得られ、練習に臨む姿勢もグループ全体で向上しました。地道に練習を続け、2年次には3年生が大半を占めるスタメンに選抜され、目標を達成できました。
その経験から何を学びましたか。それをどのように仕事に活かしていきたいですか。 300
物事を多角的に認識し、原因を究明することが課題解決の第一歩であると学びました。中学ではフィジカルという周囲とのギャップを受け入れて現状を認識し、出来ることを模索して計画的に取り組むことで課題を克服し、困難を乗り越えました。また、高校では副部長として各部員の意見を取り入れ、無駄なく効果的に取り組むために練習メニューの変更を行いました。仕事においても困難に直面した際は原因を探り、応じた施策を行うこと、周囲の意見を参考にすることやサポートの活用によって問題解決に取り組み、柔軟な対応を心掛けたいと思います。以上のことを継続的に実行することで自己成長に努め、周囲と協力しながら業務を遂行していきます。
あなたが仕事を通じて成し遂げたいことは何ですか。その根底にある想いや理由を合わせて教えてください。 500
私が貴社に入社した際には、新領域への挑戦として宇宙探査機の開発を行いたいです。2011年、当時小学生の私は「宇宙探査機がハビタブルゾーン内に地球に似た惑星を発見し、生命存在の可能性がある」というニュースを目にしました。今まで空想や想像でしかなかったことが実際にあり得るという未知への好奇心が湧き出て、引き込まれました。更に詳しく調べる中で関心が深まり、単に綺麗だと思っていた夜空に対しても可能性を感じ、見え方が大きく変わりました。私にとって宇宙とは夢の舞台であり、未だ謎の多い宇宙はより一層私の好奇心を奮い立たせます。私のように沢山の人が宇宙について知り、興味関心を持つことで宇宙がより身近になることを願っています。更に、人が宇宙で生活するためのインフラ整備やロボットのサポートによる人の宇宙での生活の実現を成し遂げたいです。現在の技術では、人が宇宙に住める環境は整えられておらず、普段の生活は送れません。危険や未知への恐怖等の理由で宇宙での生活を消極的に考える人が多いと思います。しかし、宇宙探査機による謎の解明、課題の解決によって宇宙に対する不安要素を取り除け、目標達成に大きく繋がると考えます。
実現の場としてHondaを志望する理由は何ですか。 300
世界一のパワーユニットメーカーとしての技術力、夏季インターンシップや座談会、OB訪問等で感じた挑戦的に取り組める環境に魅力を感じたからです。技術の上で平等であること、担当業務への誇りとひたむきな課題への取り組み、意思を強く持って周りに働きかける様子を肌で感じました。実際に、貴社の宇宙事業参入のきっかけも若手技術者の発案がきっかけであることを知りました。人々の夢を提供する会社として、やりたい、やるべきだと思う気持ちを起点とした「夢の力」を原動力に果敢に挑戦している貴社であれば「宇宙をより身近な存在にする世の中の実現」が出来ると思います。 強い想いを持って目標や夢に向けて努力を続けていきます。
以上に加えて、何か伝えたいことがあればPRお願いします。 200
宇宙業界に携わりたいという目標に対して計画を立て、私は英語学習にも注力致しました。一年半学習を継続し、当初のTOEICスコア525から780まで伸ばしました。自身に必要かつ不足する技能の把握と継続的な計画の見直しによって目標の実現に向けたビジョンを明確にするだけでなく、空き時間や移動時間を学習時間として活用することで講義やプライベートとの両立を行い、時間管理能力やマルチタスクが身に付きました。