研究開発グループ(生産・モノづくり・メカ・エレクトロニクス分野)でのジョブマッチングを希望される理由を簡潔にご記入ください。
脱炭素と安全・安心が求められる社会インフラに対して、モノづくりの観点から貢献したいと考えているからです。大学院で有機薄膜太陽電池の研究を行っております。低コストでフレキシブルというメリットを持つ有機薄膜太陽電池は、設置個所を選ばない電源として脱炭素や IoT社会に貢献出来ると考えているためです。貴社の研究者として、材料プロセスを始めとした要素技術を開発し、それを生かして脱炭素と安全・安心を両立した社会の実現に貢献したいと考えています。
「業務内容」になぜ興味があるか、その理由を記載ください。(300 文字以内)
特に CO2 排出削減に向けたデジタル製造技術に興味があります。貴社の夏インターンに参加した際、こちらのマッチング単位では材料プロセスをデジタル技術に落とし込む研究が盛んに行われていることを知りました。そして CO2 削減には今ある製品の劣化度合いの診断などが重要ですが、少子高齢化による人手不足が障壁となってしまうと考えます。これらの問題や、太陽光パネルの廃棄問題にデジタル技術の観点から取り組み、貢献したいです。
これまでの人生において、他者との違いを受け入れて、新しい視点を獲得した経験について教えてください。(500 文字以内)
所属している研究室は、メンバーの半分を留学生が占めています。そのためお互いの文化の違いで困惑が生じることがありました。特に、「自分の要求したいことははっきりと明文化する」という文化の差を感じました。一部の留学生の実験系廃棄物処理に問題点があり、廃棄物の処理には分別が必要なことや、その方法が処理用のボックスに明確に書かれていないことが原因でした。「周りと同じように分別する」といった日本人の心理に甘んじていたことを強く反省しました。そこでまずは廃棄物の分別を定められたやり方で行ってほしいという旨を言葉で伝えました。さらに処理用のボックスに分別方法を記し、視覚的にもわかりやすくする工夫を行いました。結果、廃棄物の分別方法の誤りをほぼゼロのレベルまで下げることができました。この経験から、「他人への要求を明確に言葉にする」という視点を新しく獲得することができました。この視点は人間関係の構築においてとても役立っているように感じております。