戸田建設

志望動機（ゼネコン、中でも当社を志望する理由）を教えてください。

他者の要求を引き出す傾聴力である。この強みは高校時代、サッカー部の副将として取り組んだチームの強化で発揮された。当時、チームは競争意識が低下していることで、成長が止まり、ライバルチームに勝てない状況であった。私は競争意識低下の原因として下のカテゴリの選手の意見が蔑ろにされ、試合に出ることを諦めている現状があると考え、選手にヒアリングを行った。自身が試合に出られなかった経験から、選手に寄り添い、意見を引き出し、解決策を提示した。この取り組みによって、選手のサッカーに対する練習意識が向上し、競争意識が高まったことで、チーム力の底上げに成功した。この強みを貴社の営業で活かしたい。お客さまからの要望に対して、他者視点に立って寄り添い、誠実な対応をするだけではなく、傾聴力をもって仕事に関わる多様な人と良好な関係構築をする。ステークホルダーから信頼される社会人として、プロジェクトの推進に貢献したい。

あなたの「強み・長所」とそれを発揮した経験を教えてください。またそれを当社でどう活かすかを教えてください

人々の記憶に残り、生活の基盤を支える建物を創出したいからだ。幼少期に東日本大震災を経験し、建物が倒壊する様子を目の当たりにした。当時、街が瓦解していく姿に喪失感を抱いたが、復興が進むにつれ、建物がもたらす安心感を実感した。この経験から、建物は生活を支え、豊かにする存在だと認識し、人々の記憶に残り続ける建物を創出したいと考えた。そのためには、人々と社会のニーズに寄り添うことが重要である。その点貴社は、人々に寄り添い、ニーズを満たす建築を実現している。その特徴は、貴社の強みである教育施設事業に表れている。建物の機能性や安全性を重視するだけではなく、その後の運営の効率化にまで目を向け、人々に価値を提供している。このように、人に寄り添う姿勢を重視する貴社でなら、私の想いをかたちにできると考えた。貴社の一員として、建物を通じて人々の暮らしを支え、豊かにし、記憶に残り続ける建物を創出したいと強く望む。

当社で、取り組んでみたいことを教えてください。

将来的には、教育施設の建築プロジェクトに携わりたい。東日本大震災を経験した際、通学していた小学校が破損し、学校にいけない時期があった。その時、教育施設はただ教育の場としてあるのではなく、交流の場も生み出しているのだと実感した。この経験から教育施設を創出し、人々の生活を支えたいと考えた。この想いを実現させるため、１年目は作業所事務として現場で発生する問題への対応や、経理知識など現場で求められるスキルを横断的に学びたい。現場作業の円滑化のため、自分には何ができるか、何が必要かを考え、行動することで対応力、思考力に磨きをかけ、現場に貢献する。ジョブローテーションでは、総務や人事を経験し、組織全体のマネジメントに携わりたい。そして、現場とコーポレートで得た知見を営業に活かし、お客さまの要望に応えながらも、現場や他部署への負担を考慮した案件を受注し、教育施設の建築プロジェクトに貢献したいと強く望む。

現在、在籍している学部、学科、専攻等を選んだ理由を教えてください

学問を横断的に学びながら、将来の方向性を見極めたいと考えたからである。高校までは、将来の夢や自分の適性について考える機会がなかった。しかし、大学進学を考える時期になり、自らの将来について思いを巡らせたものの、明確なやりたいことが見つからなかった。そこで、幅広い学問を学び、自分の興味関心を探るため、社会学部への進学を決意した。この学部では、経済学、環境学、宗教学など多様な分野を横断的に学ぶことができる。その中でも、現代文化学科はフィールドワークを重視し、実際に人々と関わる機会が多い点に魅力を感じた。人との出会いを通じて新たな視点を得ることで、将来の方向性が定まるのではないかと考え、入学を決めた。