26年卒
女性
- 東京理科大学
ES情報
あなたが学生時代に困難を乗り越えて成し遂げた経験を教えてください。
その経験の中であなたが主体的に取り組んだことや、他者を巻きこんだことを含めて記載ください。(500 文字以下)
エンジニアの長期インターンで、業務効率化に成功した経験である。インターン先では上司と私を含めた 3 名のチームで、顧客からの修正対応を行っている。業務内で生じた疑問点は適宜、上司に質問する形で動いていており、更に度々納期に追われている状況で、上司に負担を掛けざるを得ない困難な状況に責任を感じていた。そこで、私は業務効率を上げ、より能動的に仕事に関わっていきたいと考え、2 つの改善策を実行した。
1 つ目が、社内ツールを活用した業務共有ルール作りである。疑問点の重複を避ける為に導入し、人によってばらつきがちな共有情報を統一するなど、改善を続けた。
2 つ目が、私達インターン生の理解力の向上である。業務内で必要なスキルや言語だけでなく、プロジェクト全体を理解するために PHP など未経験の領域を独学し、上司の言葉を正確に理解できる素地を高める努力を続けた。その結果、当初、業務に掛かっていた時間を 1/3 分減らすことができ、納期に余裕を持ち作業を行える環境が生まれたことで新たなプロジェクトに一から関わらせて頂くお話を頂くことが出来た。
この経験から目の前の困難に対して当事者意識と主体性を持って取り組む大切さを学んだ。
当社を志望した動機を教えてください。(500 文字以下)
貴社を志望する動機は「IT技術を用いてより多くのお客様の価値ある時間の創出と成長の支援に貢献したい」という自身のビジョンを実現できると考えたためである。
インターン先で業務効率化の施策の実行に徹した経験や、自身でサイトの製作を行った際にサイト利用者の利便性の追求に面白さを感じた経験から、将来、IT技術を用いてお客様の課題を解決したり、効率化を図ることができるような仕組みづくりに携わりたいと考えている。中でも貴社は、国内トップクラスの数のシステムエンジニアが、幅広い業種や業務のお客様に上流から下流まで一気通貫でリードしながら、最適なソリューションを提供し続けてきた高いノウハウと経験が豊富に蓄積されている環境であることから、自身のビジョンを実現する上で最適な環境であると考えている。そのため、確かな実績とシステム実装力を誇る貴社で、お客様にとって高い価値を感じられるようなシステムを数多くお届けしたい。貴社に入社した際はインターン先で培った業務遂行力や主体性、そして研究での論理的思考力を活かし、様々な開発経験を通して技術力を磨いた後、培った技術力を活かしながらプロジェクト全体の管理に挑戦したい。
「あなたが ICT で実現したい未来」について教えてください。また、内容に以下 3 点を含めてください。
1あなたが実現したいと考えたきっかけ/背景
2実現する上での課題と、ICT を活用した解決策
(ICT は現存するものでなくてもかまいません)
3実現できた場合、誰(何)に対してどのような価値が提供できるのか
(500 文字以下)
研究開発を効率化し、研究者がより活躍できる環境を生み出したい。この思いの原点は、学士時代に新物質の合成に挑戦し、実験条件の検討や試行錯誤を重ねたものの、時間の制約から断念せざるを得なかった経験にある。研究では論文を参考に手探りで条件を模索し、実験では長時間の立ち作業も伴う為、肉体的・精神的な負担の大きさを実感した。また、製造業では、半導体などの需要増加に伴い、新素材開発の競争が激化し、迅速な研究開発が求められている。実現する上での課題は研究にかかる時間と労力の削減であり、ICT を活用した解決策は 2 点ある。
1 点目がマテリアルズインフォマティクス(MI)の推進だ。MI は、AI やデータを用いて材料開発を効率化する技術であり、MI を活用する事で、開発期間の短縮や試作コストの削減が可能となる。また、AI が人力では導き出せなかった新たな仮説を提示する事で研究の可能性も広げられる。
2 点目は実験設備の自動化だ。IoT やAI 技術を活用し、従来手作業で行っていた工程を自動化する事で、研究者は専門知識を活かす業務に専念できる。これらの ICT を活用する事で、研究者がより創造的に成果を生み出し易い環境を作る事ができる。