あなたが何かに熱意を持って取り組む際、その背景にある原動力について、理由と合わせて教えてください。(200)
私の原動力は、「新しい環境や困難な状況において、解決策を見出し、成果を出すこと」である。難易度の高い状況に積極的に挑戦し、試行錯誤を重ねた末に成果を出せた瞬間の達成感に何よりのやりがいを感じるからだ。特に、「一度決めたことは最後までやり遂げる」という私の強みを活かし、これまで未知の領域や困難な状況に置かれても、自ら限界を設けず、目標達成に向けて考え抜き、行動し続けることで道を切り開いてきた。
その原動力をもって、学生時代に最も力を入れたことについて教えてください。(200)
発達障害者専門個別指導塾で、「多動症の生徒が自主的に学習する状態をつくる」という目標を掲げ、学習支援をした。当初、注意が続かず奇声を発するなど学習が進まなかった。そこで興味の対象を調べ、関心のある話題を軸に対話を重ね、徐々に学習へとつなげた。結果、落ち着いて机に向かえるようになり、4 か月後には 30 分間集中できるようになった。この経験で、未知の領域でも目標を掲げ、試行錯誤して成果を出す力を培った。
周囲を巻き込み、何かをやり遂げた経験について具体的に教えてください。(400)
大学3年次、所属する体育会部活動で部の課題を抽出し、仕組みを整えることで改善した。秋季リーグ戦一部昇格を目指す中、春先から連敗が続き、特に守備連携ミスによる失点が課題であった。私は○○として「1試合の平均失点を2点以上から1点以内に抑える」という目標を掲げ、失点の要因を分析した。その結果、学年間の信頼関係の希薄さが一因であると確信した。そこで、学年間の壁を取り払うことによる相互理解の深化を狙い「学年混合の少人数トレーニング班制度」を学年代表として提案した。当初は上級生や技術が未熟な選手から反発を受けたが、それぞれの立場を踏まえた調整を重ね、承認・実施に至った。結果、学年を超えた意見交換が活発化し、守備の連携が改善した。リーグ戦では平均失点を1点以内に抑え、二部全勝を達成した。異なる価値観を持つ人々の間に立ち、調整しながら組織力を引き出せる点は私の強みであると自負している。
数ある業界・企業の中で、なぜ「総合商社」そして「丸紅」で働きたいと考えているのか教えてください。(200)
「多様な価値観を持つ人々を巻き込み、時代に応じた新たな価値を創出する人になる」という
目標を叶える上で、総合商社が最適である。多業種・多国籍の人々と関わり、異なる価値観をつなぐ役割を担う事で、私の強みを最大限に発揮できると考える。中でも貴社は、個を尊重し挑戦を後押しする文化があり、多様な経験を積める環境が整っている。成長機会が豊富な貴社でこそ、強みを活かして目指す姿を実現できると確信し、志望する。