学業で力を注いだことをご記入ください。(400字以内)
大学のゼミでグループ研究を行ったことだ。私は大学3年生の春から、商業学を学ぶゼミに所属している。そのゼミで半年間、4人一組で一つのテーマについて研究するグループ研究を行った。研究を始めてから3か月後に中間報告の機会があり、そこでゼミの教授や先輩から講評をいただいた。しかし、それらを基にグループ内で話し合った結果、研究の方向性を大きく変更しなければいけなくなってしまった。そこで一度グループの士気が下がってしまったが、もう一度研究を立て直すために気持ちを切り替えて、皆で二つのことを行った。まず、グループ全員で話し合って新しい研究のテーマと方向性を早急に決めた。そして、残り期間の研究スケジュールを確認して、各々の予定と研究の締め切りを考慮しつつ計画を立て直した。そこから全員で協力して研究を進めていった結果、期限内に納得のいく研究を仕上げることができ、教授たちからも良い評価をいただけた。
学業以外で力を注いだことをご記入ください。(400字以内)
アルバイト先の学習塾で幹部として生徒の学習指導を行い、校舎の売上目標を100%達成させたことだ。私が働く映像授業の塾では、ある時期から多くの生徒が勉強をさぼりがちになってしまい、その影響で校舎の売上状況も悪化してしまった。当時はスタッフの個別対応が十分に行えておらず、その原因はスタッフに対して生徒の人数が多かったことと、各生徒に関する情報の共有がスタッフ間でうまく行えていなかったことだった。そこで私は二つの施策を打ち出した。まずスタッフと生徒を少人数のチームに分けて、各チームの幹部スタッフが生徒に対する個別の対応を管理する仕組みを作った。そのうえで、情報引継ぎ用の簡単なフォーマットを作成し、同じチーム内で各生徒や業務に関する情報の引き継ぎを徹底させた。これらの施策の結果、ほぼ全ての生徒に学習習慣を定着させることに成功し、校舎の売上目標も現在まで約半年以上の間、100%以上で達成中である。
自身が認識している強みと弱みをご記入ください。(400字以内)
私の強みは「謙虚な姿勢」と「語彙力」だ。過去に某企業で行われたインターンシップに参加した際、周囲の参加者から謙虚に学ぼうとする姿勢を社員の方に評価していただいた経験がある。常に周囲から新しい知識や考え方を吸収しようとする謙虚さは、自己成長や周囲との関係構築に役立つと考えている。また、語彙力は学習塾でのアルバイトを通じて培った。勤務の中で電話対応や生徒の保護者と会話をする機会が多く、適切な言葉を選んで相手にわかりやすく伝える力を養うことができた。説得力のあるビジネスマンになるために、この力を存分に活かしたい。これらに対して、私の弱みは決断力だ。私は集団のリーダーとして何か判断を下す際などに、時間をかけすぎてしまう傾向にある。この弱点を克服するために、今後は迅速に行動を起こすことのできる行動力と、自信をもって正しい判断を下すための経験値を増やしていきたい。