自動車分野でのES対策について
自動車業界は、トヨタ自動車、ルノー・日産・三菱連合、いすゞ自動車、本田技研工業などの自動車メーカーだけでなく、パナソニックやデンソー、住友電気工業などの自動車部品メーカーや、ヤマハ発動機などのエンジンメーカー、イクサスなどの自動車シートのメーカーなど、多岐にわたる業界です。 自動車は、購入やレンタカー、カーシェアなどでの移動手段だけではなく、バスやタクシーなどの公共交通機関や、ブルドーザーなどの建設機械など、社会生活に不可欠な存在です。 素材調達から成型、部品調達、組み立て、販売、アフターサービスなど裾野の広い業界であり、また従来のガソリン車だけでなく、電気自動車や燃料電池自動車、さらには自動運転車やIoT連携など、事業の多角化、多機能化が注目される業界です。 自動車整備士の資格は実務経験が必要であるため、資格勉強をしていたり、燃費の良いハイブリッド車や燃料電池自動車などで地球温暖化対策を意識していることが、エントリーシートでの大きなアピールポイントです。 豊田自動織機による排ガス試験の不正や、ダイハツ工業による認証試験の不正などの自動車業界での事件が近年露呈していることから、道路運送車両法や道路交通法などの知識があり、遵法意識の高いことを面接などでアピールしましょう。