M&Aアドバイザリー分野でのES対策について
M&Aアドバイザリーファーム業界は売却もしくは買収を希望するクライアントからの依頼を受け、専門性が求められるプロセスにおいて企業の経営陣に対してアドバイスをするのが仕事です。M&Aは企業の規模を問わず重要な戦略となっていますが、法務や財務などの専門的な知識やスキルが必要になるので企業ごとで完結させるのは非常に困難です。この業界では買手と売手の中立な立場でM&Aの取引を進めるのではなく、契約を結んだ買手もしくは売手の利益を最大化することを目的としています。 この業界の競争率は非常に高く、そもそも採用人数が限られていますが、新卒でも受け入れている企業もあります。しかし、高度なM&Aに関する知識や財務に関する知識は必須です。公認会計士や税理士の資格を所持していると優遇される場合もあります。また論理的思考力、高い英語力などは就職後に必要になるので学生の時代から計画的に就職活動に向けた準備をしなければなりません。 エントリーシートにはなぜこの業界、企業を志望するのかを明記しましょう。自分の経験を通して志望理由が企業側に論理的に伝わるように書くと良いでしょう。また自分の持っているスキルも具体的なエピソードを交えてアピールすると良いでしょう。