旅行・観光分野でのES対策について
旅行・観光業界は同じ業界に見えますが、仕事の内容はそれぞれで異なります。旅行業界は添乗員業務、商品企画、パンフレット作成など実際に旅行先で関わる業界です。観光業界は土産物店、レジャー施設、観光タクシードライバー、宿泊施設、旅行雑誌の記者や編集者など観光に関わる施設・サービスを仕事とする業界です。 旅行・観光業界共に人柄が求められ、接客をする機会が多いので接客マナーや正しい言葉遣いが求められます。また、いずれも不規則な勤務になることが多いので自己管理能力も必要です。さらに海外の人と関わる機会もあるので海外の文化への理解が必要ですし、語学能力が高いと仕事に有利なことがあるでしょう。 新型コロナウイルスが5類に移行したことで旅行や観光への需要は回復傾向にあり、人間が旅を求める限り無くならない業界であると言えます。またお客様の喜びを身近に感じられ、やりがいのある仕事です。 エントリーシートには、なぜその業界を選ぶのかを明記する必要があります。ただ旅行や観光が好きだからという理由ではなく、その業界でしかできないことをアピールします。別の業界でも実現可能な内容になっていないか確認しましょう。また、たくさんある会社でもなぜその会社を選んだのかという点は、重要視されるのでしっかりと考える必要があります。