一次面接
基本情報
場所 | web |
時間 | 30分 |
社員数 | 2人 |
学生数 | 1人 |
結果通知時期 | ー |
結果通知方法 | マイページ |
質問内容・回答
①自己紹介をお願いします。
本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。○○大学○○部の○○と申します。
私はどんな環境でも柔軟に動き、人とのつながりを大切にすることを意識しています。中でも○○大会の運営では、主体的にチームを支えながら、新しい取り組みを形にしてきました。そんな私の “人と協力しながら物事を前に進める推進力” と、“まっすぐで素直な一面” をお伝えできればと思います。
どうぞよろしくお願いします。
②学生時代に力を入れたことを具体的に教えてください。
700人規模の○○大会にて前年度の30万円の赤字改善に努めた経験です。私含め5人の運営メンバーと協力し、目標50万円を掲げ、卒業生向けクラウドファンディングの企画に挑戦しました。しかし、当初は支援者が集まらず、活動は停滞していました。そこで、運営メンバー全員で課題を分析し、卒業生が支援の必要性を感じられるよう、まずは「青春の追憶」をテーマに共感を生むコンテンツを制作しました。卒業生にとって大会が「過去のもの」ではなく「今も関わる価値のあるもの」だと伝わるよう工夫しました。さらに、卒業生と現役参加者との対話を通じた交流会も企画し、直接的に支援を募りました。その結果100万円の調達に成功しました。「心は情熱的、自らやり遂げるように」チームで挑戦した結果、困難な状況でも試行錯誤を続け、創意工夫を重ねることの重要性を学びました。また、相手の立場に立ち、共感を生む伝え方を工夫することが、周囲の理解と協力を得る上で不可欠だと実感しました。
【深堀質問】
・どのように仲間とかかわりましたか
・他に課題はありましたか
・学生時代に力を入れたことの中で他に難しかったことはなんですか
・自分が取り組んだ後、何か問題がありましたか
・学生時代に力を入れたことを始めたきっかけはなんですか
・年代別、人と関わる時に意識していることはなんですか
・結果に関して、自分が行ったからこそ出せたものだったのでしょうか
・チームで取り組んで、意見がぶつかったときの対処法はなんですか
【深堀質問回答】
・どのように仲間とかかわったか
⇒メンバーが主体的に動けるよう、定例ミーティングで一人ひとりの意見を丁寧に聞き取り、それぞれの得意分野を活かしたタスク配分を行いました。また、目標や進捗を常に可視化することで、チーム内の共通認識を高めました。結果としてメンバーの当事者意識が高まり、一体感を持って活動に取り組めました。
・他に課題はあったか
⇒運営者内で「資金調達にどこまで注力すべきか」という認識のズレがありました。大会準備とのバランスや優先度に意見の相違があり、議論が停滞する場面もあったため、目的を再確認し「調達は未来の運営体制づくりでもある」と位置付け直しました。また、その際に「資金調達注力メンバー」と「大会運営注力メンバー」を分担して行うことにしました。分担したからといっても、全員で進捗を確認し合いながら進めました。こうして全員の納得を得たことで、主体的な協力体制が整いました。
・学生時代に力を入れたことの中で他に難しかったことは?
⇒難しかったのは、限られた時間と人手の中で多くの業務を並行し、優先順位をつけて動くことでした。大会準備・資金調達・広報を同時進行する中で、重要度と緊急度を整理しながら、週ごとのタスク配分と進捗管理を徹底し、やるべきことを“やれる形”に落とし込み、チーム全体の動きやすさを高めました。
・自分が取り組んだ後、何か問題があったか
⇒クラウドファンディング後、引継ぎの中で報告や感謝の対応が一時的に滞ったことで、一部の卒業生から不安の声が上がりました。これを受け、私自身が対応フローを見直し、報告テンプレートの作成と送付スケジュールの整備を行いました。結果として、支援者との信頼を取り戻し、次年度の支援意向にもつながりました。
・学生時代に力を入れたことを始めたきっかけ
⇒3年目の執行代として後悔のない活動をするために、自分の強みと経験を最大限に活かしたいと考えました。過去の経験と、人との信頼関係を築く力を活かし、運営として参加団体にとってより良い環境をつくりたいと強く思いました。
・年代別、人と関わる時に意識していること
⇒同級生との会話では、相手が率直に意見を言えるよう、自分の考えを一方的に押しつけず、相手の話を引き出す姿勢を大切にしました。一方で、運営に関わる業者には、相手の事情や制約を丁寧に把握した上で、双方にとって納得感のある折衷案を提案しました。相手に合わせた伝え方を意識することで、信頼関係を築き、円滑な協働を実現しました。
・結果に関して、自分が行ったからこそ出せたものだったのか
⇒自分が「過去の思い出」への訴求に着目し、動画や交流会など“感情に届く施策”を提案・実行したことで、支援の流れを大きく変えることができました。さらに他メンバーの意見を吸い上げ役割分担を最適化したことで、チーム全体を主体的に動かすことができ、最終的な結果につながりました。
・チームで取り組んで、意見がぶつかったときの対処法
⇒仲間と意見が合わなくない場合はお互いの意見を客観的に判断して話し合いました。主観的になると自分の考えなどが入ってきてしまうと考えたので、客観性を大事にしていました。その上でどちらによりメリットがあって、どのようなデメリットが生まれるのかを考えながら話し合いました。結果的に自分の意見や相手の意見という主観で話すことなく、全員が納得する方の意見を採用することで周りの意見も取り入れながら解決していました。
③弊社の志望動機を教えてください。
私は情報技術を通じて社会全体にテクノロジーの恩恵をもたらし、便利で持続可能な未来を実現したいです。そのためには、幅広い事業領域を持ち、社会インフラのDXを推進する御社で働くことが最適だと考えました。御社は多様な分野で高い技術力と実績を持ち、グループ会社と連携した総合的なソリューションを提供している点に魅力を感じます。私は○○大会の運営で財政難の課題を解決するためクラウドファンディングを活用しました。ICTを駆使し支援者との接点を広げ、ターゲットに応じた情報発信を行い、目標の2倍となる100万円の資金調達に成功しました。この経験から、ICTの力で社会課題を解決する可能性を実感し、より多くの人々に貢献できる仕事をしたいと考えました。入社後はSEとして技術を磨き、社会インフラDXの推進に貢献したいです。将来的には技術とビジネスの両面から価値を創出し、より多くの人々の生活と社会の変革を支える存在になりたいと考えています。
【深掘質問】
なぜ多くのIT企業がある中でもNECがいいのですか。
【深堀質問回答】
私は、情報技術を通じて社会にテクノロジーの恩恵を広げ、持続可能な未来を実現したいと考え、IT業界を志望しました。中でもNECは、AIやセンシング技術などの先端技術を活用しながら、DXを推進しており、その技術力と社会実装力がある御社だからこそ、自分のやりたいことを幅広く実現できると感じました。大会運営でクラウドファンディングを成功させた経験から、ITの力で人や社会を動かす面白さを実感し、より広いフィールドでそれを実現したいと考えています。だからこそ、NECでSEとして技術力を磨き、社会に貢献できる仕事に取り組みたいです。
面接詳細情報
面接官の社員の特徴 | ー |
面接官の印象 | 終始愛想がよく、こちら側の話をしっかりと聞いてくれている感じがした。興味を持って話を聞いてもらえた。 面接官の印象としては、朗らかで緊張をしている学生に対して、緊張を理解してくれている様子で、非常に親身になってくださった。 |
学生の服装 | スーツ |
面接の雰囲気 | 終始フランクな雰囲気で進んだ。 |
評価されたと感じたポイント | トリッキーな質問はされないが、返答内容に対して深堀をされる。 ガクチカメインに聞かれた印象だった。また、自分が集団で動くうえでの立ち回りや、ポジションについては固めておくのがいいと感じた。 他社比較も用意した方が対応はしやすいと感じる。 |
対策やアドバイス | 対策やアドバイスを教えてください。 他企業で面接を数回受けて慣れておく。 ES含めて軸が一貫した受け答えを意識する。 自己分析を綿密に行っておく。 念入りに想定質問を練っておく。 |